春日神社改修十年計画第三期工事「母山神社新築工事」ご協力のお願い

趣意書

母山神社（もやまじんじゃ）は、古くよりこの地の産土神として鎮座し、御祭神・波母山神（なみもやまかみ）が全国で唯一祀られています。
安産や子授け、家庭円満など、地域の皆さまの暮らしを見守る神社として長く親しまれてまいりました。
明治期には神社合祀令が下り、各町で祀る神社を移設させる必要が生じました。
その折、母山神社に約４０社が合祀され、地域の産土神をとしてより一層崇敬を集めました。
しかし戦災により社殿は焼失したため、古い社殿を仮殿として、何とか祭祀を維持してまいりました。
そして仮殿のまま約８０年間使用され、今日に至りました。
この度、激しく痛んだ母山神社の社殿を「春日神社改修十年計画の第三期事業」として建て直し、
一〇〇年先へ祈りを繋ぐ場所を整えてまいります。
出費多端とは重々承知しておりますが、崇敬者の皆様にご支援、ご協力を仰ぎ、歴史ある神社を後世に伝えるため、
修繕へのご協力を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。