算額(さんがく)奉納いただきました

7月7日(金) 七夕に四日市市在住の寺尾憲二氏より算額(さんがく)のご奉納をいただきました。

算額とは神社や仏閣に奉納した数学の絵馬のことをいいます。

江戸時代中期、寛文年間の頃から始まった風習といわれ、数学の問題が解けたことを神仏に感謝し、益々勉学に励むことを祈願して奉納されたと思われます。

人の集まる神社仏閣を発表の場とし、難問や問題だけを書いて解答を付けないで奉納するものも現われ、その問題を見て解答を算額にしてまた奉納する といったことが行われました。

江戸時代の桑名藩は算学が盛んで、藩内には数学局が設けられ、藩士、町民は高度な知識を共有しておりました。藩内には『大日本数学史』を著した偉大な和算家遠藤利貞のほか、宮崎善之、小川師房、庭山政勝などの数学者の名が見られます。

また小川師房は天保9年に、当社へ算学を奉納しておりましたが、戦災により焼失してしまいました。

年月を経て、寺尾氏により、再び神社へ絵馬が奉納され、桑名に関係する問題が記されました。